終戦記念日に思うこと

平和に過ごせる今日に感謝。

今日は8月15日
終戦から70年の節目。

政治的なこともあるからか、テレビや新聞などでいつも以上に戦争のことを取り上げているように感じます。

ですが、忘れてはいけない、繰り返してはいけないからこそ、語り継がなければいけないことですよね。

恥ずかしながら、学生時代まで私は、戦争には全く興味がありませんでした。
東京で生活をしていたとき、靖国神社でお花見をしたこともあったけれど、靖国神社が戦争経験者にとって大きな意味を持つ場所だとは全く知りませんでした。

卒業後、オーストラリアにステイしていたとき、そのお家のお祖父様が戦争で日本と戦い、戦後には日本にいたことも聞きました。
アメリカだけと争っていたと思っていたけれど、オーストラリアとも戦っていたことをそこで初めて知りました。
お祖父様には、何故戦争のことを知らないのか?とビックリされました。

働くようになり、海外旅行をするなかで、過去の戦争の為に日本に悪いイメージを持っている国々があることを知りました。

私が勉強不足だったこともあると思いますが、戦争は、学校だけでは学べません。

私も含め、戦争を知らない世代が圧倒的に多い現在。
私の学生時代のように興味がない、戦争を遠い昔のことで自分には関係ないと思っている人もいると思います。

ですが、今、生を受けている一人一人のお祖父様おばあ様、もしくはひいお祖父様かひいおばあ様は確実に戦争を経験しています。

私の双方の祖父は戦地に行きました。
そして、一家の大黒柱の不在を守った祖母。
その4人のお陰で私がいます。
祖父母がいなかったら私はこの世にいません。

絶対忘れてはいけないし、知らなければいけないこと。
だからこそ、こうしてテレビや新聞などで取り上げることは、戦争を知るきっかけになると思います。

深く過去を考える日、8月15日。
平和に過ごせる今日に感謝。