完璧を手放す

電話対応もお伝えしている私ですが、実は電話応対は

元々苦手でした。

なぜ苦手に思っていたか

○顔が見えないと相手の感情が読みづらいから

○どんなことを質問されるのか分からなくて不安だから

○電話に慣れていなくて焦るから

と、色々な理由がありました。

そんな私がまさか電話対応が好きになり

異動の内示を断ってまで電話応対の部署に残るなんて

そういえば、私高校は学校が楽しすぎて勉強はほとんどせず

成績は駄々下がり。

その中でも英語は苦手分野でした。

その私が、英語が必須の業界に進んだが故に

英語を学ぶために海外に住み、仕事までしていたなんて。。。

友達にも、英語が嫌いだったゆきえなのに海外行くの?と

ビックリされました。

苦手だったのに、電話も英語も挑戦して

そして苦手を克服出来ました

でも、どれもこれもなぜ苦手だったのか

突き詰めると

「完璧を求めている」

が原因だと思います。

多くの日本人が、この完璧主義で、

自信が持てない

苦手な事に向かい合わない

のではないでしょうか。

私の元上司のフランス人の女性は

SNSで言語のところを見るとこうなっています

japonais

フランス語で日本語という意味です。

ですが、私が彼女と日本語で話したことは一度もありません。

だって彼女が知ってる日本語、その当時で

5単語くらい

今はもう少し単語数は増えたかもしれません。

でも、5単語であっても彼女は、堂々と日本語を話せると

言うと思います。

だって、5単語は話せるんだから。

そういう観点で言うと、私はフランス語も中国語も韓国語も

イタリア語も話せます!

5単語でも出来ると思える人

5単語では出来るとは思えない人

どっちの方が幸せな思考かと考えると

「出来ると思う人」

ですよね。

オーストラリアに滞在していた時

日本語教師のアシスタントとして小学校に行きましたが

日本と違って、子供たちが授業中活発に発言します。

先生の質問に答えたいという

思いがものすごく感じられました。

間違っていても全然気にしない。

なので、「はい」「はい」「はい」「はい」

僕を指して、私を指して、とみんなが手を上げます。

そういう環境で育っているから、出来ない事より

出来ている事に目を向けられるんですかね。

そういう思考だと、苦手な事でもチャレンジしやすいですよね。

電話応対、英語は苦手意識を克服できた私。

それは、完璧を手放せたからかもしれません。

電話の対応で分からないを言うのがすごく嫌だった。

けれど、どんなことでも100%知っている人なんていない。

知らなくても、知らないで終わらせない姿勢を持つ事で

電話が怖くなくなりました。

英語も、まだまだ完璧ではないけれど

間違えて当然と、話す度胸がついた事で

英語での会話に気負いがなくなりました。

ですがまだまだ完璧主義な部分もあります。

正確性が低い私なので、ミスも多いけれど・・・

そんな私が、少しずつ完璧を手放すことを学んでいます。

完璧を手放すというのは、仕事の手を抜くことではありません。

完璧を手放すというのは、不必要な思い込みを捨てること

だと思います。

誰もが初めは初心者。

始めから完璧な人なんていない。

なので、少しずつ少しずつ鎧を脱ぎ

新しいことにチャレンジしていきたいと思います。