過去は変えられる

過去と他人は変えられない。

よく言われていることですよね。

ですが、最近、過去は変えられると

思うようになりました。

もちろん過去に起こった出来事は変えられません。

ですが、過去に起こったことによる気持ちは

変えることが出来ると思います。

どうするかというと「リフレーミング」という方法を使います

リフレーミングとは、枠組みを変えるということ。

見えている角度が変わると、全く別の解釈が出来る

例えば、怒られた

だけしか残っていない記憶

でも、ひょっとして、こんな状況だったら?

お姉ちゃんが赤ちゃんに危ないものを触らせてしまった。

ビックリするし

赤ちゃんがそんなもの持っていることが怖い

怪我したらどうしようと動転もしてしまう

なので、つい声を荒げてしまうかもしれないですよね

7つの習慣という本の中にもこんなエピソードが

載っていました。

地下鉄に乗っていた時

ある駅から父親と子供が乗ってきた

その子供達は、電車の中で騒いで周りに迷惑をかけている

それでも父親は注意をしようとしない

そこで、父親にお子さんが騒いで周りの迷惑に

なっているようですよ

とイライラしながら声を掛けたら父親は

あ、ほんとですね。気づきませんでした。

すいませんでした。

実は今病院からの帰りで、あの子の母親が

亡くなったばかりなんです。

私も途方に暮れてしまい、あの子たちもまだ

現実が受け入れられていないのだと思います

先ほどまで注意をしない迷惑な父親だと

思っていた人が、全く違う父親に見えるのでは

ないでしょうか。

騒いでいる子供達を見ても、うるさい子供達とは

思えないのではないでしょうか。

まさに少し前(過去)に思っていたことと、今感じていること

変わっていますよね。

過去が書き換わっています。

過去は変えられるんです。

そんなリフレーミングのワークをすることで

相手への見方が変わり、コミュニケーションも

変わってくることがあります。

社内のコミュニケーション力アップの為にも

リフレーミング活用してみてはいかがでしょうか。