日本のおもてなし

昨日は、即位礼正殿の儀。
31年前はまだ子供だった私には記憶がありませんが
今回はテレビを見ながら、伝統の儀式を見ていました。

そして、儀式の為、沢山の国賓の方が来日されていることで、天皇皇后両陛下の
おもてなしについても色々と報道されていました。

夜からの祝宴では、両陛下が皆様をお一人お一人お出迎えになったと報道
さていました。

補佐の方はいるかもしれませんが、一人一人お迎えになるということは、
それぞれのお顔はもちろん、お国やお名前、敬称などもきちんと覚えられた
のではないでしょうか。

お客様は皆、それぞれ文化も違えば習慣も考え方も違う。
だからこそ、席次一つでも相当気を遣うはずです。
お出しするお料理にも、宗教やアレルギーなど細心の注意を払われたと思います。
きっと庶民の知らない、もっとたくさんの細やかな気遣いがあるのでしょうね。

そして都内のホテルでは、きっと各国の方がご宿泊になっていると思います。
国賓のお客様ですから、VIPであることには間違いありません。
その国の文化を知り、チームを作ってホテルをあげておもてなしをなさって
いるのだろうと思います。

今はテレビで見るだけの世界ですが、様々な「おもてなし」を見聞きする度
どのようなおもてなしをしているのかとても興味があります。
そして元ホテルマンとして、その現場にいたかったなぁとちょっぴり思っても
しまいます。

まだまだ奥が深いおもてなし、そして海外のお客様へのプロトコール、益々
色々学んでみたくなりました。