あなたは否定されることは好きですか?
命令されることは好きですか?
私は大嫌いです。
ほとんどの人は嫌いだと思います。
私は自己肯定感がとっても低かったので
自分自身をいつも否定していました。
そのくせ、人から否定されるとすごく嫌な気持ちになり
否定する人には、目には見えない心の扉を
シャットアウトしたものです。
そして命令されることも大嫌い
親に勉強しろとかなり言われてきましたが
言われれば言われるほど、勉強する気持ちがなくなり
なるべく勉強する時間を遅くしたものです。
そんな風に、多かれ少なかれ
人間て否定や命令を嫌うんですよね。
でも、自分が嫌いなものなのに
お客様にそういう事をしてしまう人いませんか?
出来ません
分かりません
○○してください
これ、お客様の立場になったらすごく不親切な
言い方です。
でも、普通に使ってしまっている人いますよね。
面倒だから
やる気ないから
等の理由で言っているなら
簡単に改善するのは難しいけれど
対応を知らなくて言っているならもったいない!
その対応とは
NOと言わない対応と私は呼んでいます。
NOと言わない対応は、全て受けるという事ではありません。
NOと言っていると感じられない対応をするという事です。
すなわち、断られた、否定されたと思われない対応という事です。
実際、大学の授業でもNOと言わない対応は
必ず伝えています。
この対応を知ってからは、
アルバイト先で実際使ってみたらお客様に喜んでもらえた
上司に使ってみたら、とても気が利くと褒められた
と、すぐに実践して、仕事の楽しさを感じた方も
沢山いました。
その言い回しは
①相手の言葉の繰り返し
②クッション言葉
③出来かねます
④提案する、代替え案を出す
というものです。
①は復唱することで相手の話をしっかり聞いている
という印象に繋がります。
また、とっさに答えが出てこない場合でも、復唱する
ことで、少しだけ時間が稼げて考える時間が増えます。
②は、恐れ入りますが、申し訳ございませんが
といったストレートに言うと強く感じてしまう言葉の前に
付けるクッションの役割をする言葉です。
③出来ない、分からないなら、「ない」と否定語ではなく
「かりかねます」
「致しかねます」
と、「です」「ます」の肯定語に変える。
※肯定語にするのが難しい場合もありますが
その時は否定語でOKです。
④③までで終わると、結局は積極的に向き合ってもらえて
いない気がしてしまいますので、最後は出来ることを提案する
代替え案を提案する。
言葉によって印象は変わるし、ご自身の心も変わります。
是非皆様もお試しください♪