出来ることを考える

春のセンバツ高校野球が始まりましたね。

昨年は、コロナ禍で高校野球だけではなく

沢山の大会や成果を披露する場が中止となり

ぶつけどころのない悔し涙を流した人たちが沢山いると思います。

今もまだ予断を許さない状況だとは思うけれど

それでも中止ではなく、どうやれば開催できるのかを考え

そしてそれを実現した上での甲子園

入場行進も全校集まってではなく、それぞれ事前に撮影したものが

スクリーンに映し出されていました。

開会式に参列するのは、その日試合があるチームのみ

そんな主催者の方の、何があってもやろうとする思いと

昨年出られなかった球児の思いを考えてしまい

例年と違う入場行進を見た時に

なんだか涙が出てきてしまいました。

実は、私、高校の時は野球部でした!

と言ってもグローブは持たないし、バットは握っていません。

握っていたのはこちら

タワシ

私、高校野球のマネージャーでした。

強いチームではなかったので、県大会は1回戦に勝つかどうか。

3年間で2回戦に勝ち進んだのは数える程度

そんなチームでしたが、マネージャーは強豪チーム以上に

サポートをしていました。

部室の掃除

ユニフォームの洗濯

ユニフォームもスライディングをしたりするので、汚れが落ちず

必ずタワシで余洗いしてから洗濯機で洗いました。

なので、高校時代、私の右手はタワシで手がボロボロ。

それでもとっても楽しかったのですよね。

私が、ホテルにあこがれた理由もそうですが、

誰かが喜ぶためのお手伝いをするのが好きなんです。

サポートをすることで、その人が良かったと思っていただけるのが

何よりも私自身のモチベーションになるのです

そういう私だから、今講師になっているのだと思います。

受講生が、気づきを得た時、今まで知らなかった事を知った時

出来なかったことが少しでも出来るようになった時

仕事がやりやすくなったと言われた時

気持ちが楽になったと言われた時

こんな受講生の一つ一つの変化が、私の喜びなんです。

お仕事も昨年はコロナ禍で、多くの研修が延期になったり

中止になりました。

昨年の新入社員のフォローアップ研修を中止にした企業様は、

今年の新入社員の方は電話応対が例年と比べて

出来ていないとおっしゃってもいました。

きっと当事者の今年の新入社員の方が

一番困っているかもしれませんね。

そういう事もあってか、今年は例年ご依頼いただいている研修も

新しくご依頼をいただいた企業様も、全て対面での開催となりました。

やらないではなく、やれる方法を探す

出来ないではなく、出来ることを探す

そんな工夫が高校野球だけではなく

研修でも多く見られます。

そんな主催者の思いを胸に

新入社員の方々が少しでも仕事で自信を持っていただく為の事を

精一杯お伝えしてきたいと思います。

本当に精一杯お伝えしているので、実は先日の新入社員研修後

家の入口の縁石にタイヤをこすってしまいました。

今はスペアタイヤの状態です・・・

文字通り精力を使い果たすほど、熱をもってお伝えしています。

来月は今月より更に研修が続きますが、益々精力的にお伝えして

行きたいと思います。

そして家に帰るまで、気を抜かず安全運転心がけます!