いよいよ新入社員研修の季節が始まりました。

これから打ち合わせの企業様もまだ複数残っていますが

ありがたいことに昨年以上の企業様にお申し込みを

いただいております。

早速先週からフレッシュな皆様の研修が始まっていますが

ほとんどの企業様が求めるのは、

●コミュニケーション（ホウレンソウ含む）

●電話応対

特に電話応対は、先輩方がとりあえず新人にやって欲しい

仕事NO1になるのではないでしょうか。

そういう思いもあり、どの企業様でも、一番時間を割いてほしいと

言われます。

ただ、企業の思いとは裏腹に、新入社員の方が

現場に出て一番不安なのは、この電話対応。

なぜならば、今の新入社員の世代は、固定電話に出る

機会が日常からほとんどない！！

実際受講生の方に伺ったところ、

家庭の固定電話が無い方はその日の参加者12人中3人

家の電話があるけれど、出たことが無い方は、12人中5人

アルバイトも含め、ビジネス電話電話に出たことが無い人

が大半。（出た事がある方は12人中3人）

これからこういう状況はもっと加速していくと思います。

実は我が家も、仕事用の固定電話回線はありますが、

家庭用の電話は数年前に契約解除をしました。

なぜなら、我が家は息子以外は携帯電話を全員持っています。

なので、自宅用の電話は鳴ることが無いのです。

実際、1年間以上鳴らずの電話でした。

それなら固定電話のお金を払う必要はないと、解約しました。

お客様からの電話というビジネス電話のみならず、

家の電話さえも出たことが無い世代。

なので、どういうマナーがあるのか

どんなことに配慮をしなければいけないのか

どんな対応が、顔の見えない相手にも

良い印象になるのか

そもそもご存じない世代なのです。

ですので、細かいかなと思うようなことも

一からお伝えいたしました。

始めは読んでいるような口調の受講生の方も

何度も練習を重ねるうちに、声が変わってきます。

少しずつ流れが分かってくると、答え方も

変わってきます。

休み時間中も自主練をしている方がいましたが

その積み重ねで、自信がついてくると思います。

まだまだ不安の方が大きいと思うけれど

少しでも電話に出る勇気を

お客様と接する勇気を持ってもらえることを

意識してお伝えしております。

4月後半まで、沢山の新人さんとお会いしますが

皆様に愛と情熱をこめて精一杯お伝えしたいと思います。